旭川家具は、北海道のほぼ中央に位置する旭川市とその周辺地域で生産される、日本を代表する家具ブランドの一つです。その特徴は、ミニマルで機能的なデザインと、上質な無垢材を贅沢に使用する点に集約されます。自然素材への深い敬意と、現代的でグローバルなデザイン感覚が融合したスタイルと言えるでしょう。
その歴史は明治時代、北海道開拓のために設置された旧陸軍第七師団の需要や、入植者の増加に伴って始まりました。大雪山系の良質な森林資源、特に高品質なミズナラに恵まれたこの地は、瞬く間に日本五大家具産地の一つへと成長します。しかし、産地としてのアイデンティティを確立する上で決定的な転機が訪れたのは、1990年代のことでした。バブル崩壊後、婚礼家具であった箪笥(箱物)の需要が激減。この危機を乗り越えるため、産地全体が椅子やテーブルといった脚物(あしもの)へと大きく舵を切ったのです。この産業構造の転換が、旭川をデザイン主導の産地へと生まれ変わらせる原動力となりました。
旭川家具の最大の魅力は、世界が認めるデザイン性にあります。旭川では「国際家具デザインフェア」が開催され、常に世界最先端のデザインが生み出されています。 その革新的なデザインを形にするのが、北海道の良質な木材と、全国トップクラスの職人たちの卓越した技術です。職人の丁寧な手仕事と最新鋭の機械を組み合わせることで、美しさだけでなく、長く安心してお使いいただける確かな品質を実現しています。
流行に左右されず、暮らしに寄り添い、世代を超えて愛用できる一生ものの家具。それが、私たちが旭川家具をおすすめする理由です。ぜひ店頭で、その品質とデザインに触れてみてください。